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匠のこだわり 薄くて軽いのに丈夫!匠の技にせまる
製造工程-匠の軽さへの挑戦

お客様の「使いやすい」鋳物鍋を。をモットーに、お客様の声をもとにデザインを決定した「Ferramica(フェラミカ)」でしたが、そこにはまだ問題点が残っていました。それはその重さです。
「鋳物調理器具」は元来「保温性が良い。」「無水料理が出来る。」など『素材の良さを引き出す』調理に最適な材質であることは分かっていました。ですが、

「薄くすれば『軽く』なる、けれどそれでは『強度』が保てない。」

厚みを薄くを保ちながら強度を上げるため、川口鋳物職人(匠)は一般の鋳物製調理器具で使用される加工しやすいねずみ鋳鉄という素材ではなく、ダグタイル鋳鉄という強さと粘りのある材質を選びました。しかし、ダグタイル鋳鉄はその特徴である粘りの為に厚みを薄くするのが非常に困難である。そんな矛盾に何度もぶつかり、試作と試行錯誤を繰り返した川口鋳物職人(匠)がたどり着いたのが「厚み2mm」という現在の「Ferramica(フェラミカ)」です。
従来の「鋳物製品」の「1/2の重さ」でその技術には海外のメーカーも驚いたほどです。
そのモノづくりの技と匠をご覧下さい。

製造工程-匠たち

鋳物製品は、約1500度の高温に溶かした鉄(「湯」と呼びます)に様々な合金を添加し、それを「砂型」と呼ばれる特殊に配合された砂で出来た型に流し入れて冷却し、つくられます。冷却され砂型から取り出された鋳物は1つ1つ匠の手により丁寧に磨かれ、厳しい検査を得てお客様に初めてお届け致します。
ここでは、工程順に以下それぞれの匠をご紹介致します。映像はコチラ(別ウィンドウが開きます)

1.砂型の匠   2.湯の匠   3.鋳造の匠   4.研磨の匠   5.検査の匠

1.砂型の匠-「にぎり感」で水分量を見極めるページ上部へ

湯(溶けた鉄)を流し込むための砂型は柔らかすぎても固すぎてもと鋳物の型に影響が出てしまいます。
そのため、砂型の匠は湿度や温度を加味してその水分量を目標水分量の±0.15パーセント以内に納めるという微調整を行います。
そのとき、砂型の匠は砂を握りそのにぎり感でこの水分量と強さなどの鋳物砂の質を見極めます。

2.湯の匠-「色」で温度を見極めるページ上部へ

湯(溶けた鉄)はたたら吹きの伝統を引き継ぐキュポラと呼ばれる「炉」でつくられます。その温度は約1500度。
温度が低すぎると材料が均等に混ざらなかったり、湯が途中で固まってしまいます。
そのため湯の匠は「湯」の温度をその色と輝きで見極めます。

3.鋳造の匠-魂を注ぐページ上部へ

約1500度の「湯」を造形された「砂型」に注ぎ込み、冷却すれば鋳物の完成です。
しかし、薄い製品であればあるほど「砂型」の空間は少ないのです。
失敗は直ちに製品に現れます。
ですから「薄さ2mm」の空間に正確かつ均等に「湯」を注ぎ入れるために、鋳造の匠は全身全霊をかけ「速く静かに」かつ最適な速度を見極めながら「湯」を注ぎ入れます。それは1秒と戦いなのです。

冷却、「砂型からはずす」ページ上部へ

鋳物はまだ熱の冷めきらない状態で、コンベアで運ばれます。
それらを1つ1つ手作業で砂型から取り出せば、鋳物の第1工程が終了です。

4.研磨の匠-1mmでも薄くページ上部へ

冷却されて砂型から1つ1つ取り出された鋳物は、表面を滑らかにし、形成上の余分な部分を削るため研磨の匠が1つ1つ手作業で研磨作業を行います。

5.検査の匠-お客様を想うページ上部へ

研磨、ほうろう作業を終えた鋳物製品は1つ1つ手作業で取手を組みつけます。
その際に検査の匠はその製品がガタつかないか?小さな汚れはないか?などお客様を想いながら1つ1つを検査し、全て手作業で、組みつけそして梱包します。

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